新型コロナウィルス感染拡大のため、過去2年間中止を余儀なくされた本事業ですが、今年度は、10月に無事に実施することができました。
キャストやスタッフ一同、久しぶりの公演に力が入りました。
今回は、新しくプロジェクション・マッピングを取り入れ、ステージや体育館の壁面に美しい映像を映しながらの公演となりました。公演した全ての学校の児童生徒から、驚きと感動の声をいただきました。
令和5年度も、10月に次の6校の公演が予定されております。楽しみです。
令和5年度 公演実施予定校
・栃木県立盲学校 ・栃木市立小野寺小学校 ・鹿沼市立板荷小・中学校
・那須烏山市立境小学校 ・真岡市立物部中学校 ・市貝町立赤羽小学校
栃木県連合教育会発行「下野教育」No.772より
令和4年5月14日(土)
於:宇都宮市文化会館練習室
今回は、日本を代表するソプラノ歌手であられる片岡啓子先生をお招きして、6月4日の公演で第1部に出演する会員のために特別レッスンをしていただきました。
先生のレッスンは、歌い手一人一人の長所をさらに伸ばすというスタンスで、優しく分かりやすく教えてくださいました。
レッスンを受けた会員からも、「大変参考になり有り難かった。」という声が多数聞かれ、
6月4日の本番でもその成果がはっきりと表れておりました。
お忙しい中、私たちのためにレッスンをしてくださった片岡先生に感謝申し上げると共に、
いつかまたお招きして教えていただきたいという思いを強くいたしました。
●片岡啓子先生プロフィール
国立音楽大学卒業。ミラノ・スカラ座歌手養成所修了。畑中良輔・畑中更予・グアリーニ・ベルトラミの各氏に師事。1978年文化庁在外派遣としてミラノ留学。1979年ヴェルディ国際声楽コンクール第3位(1位なし)、1980年パルマ国際声楽コンクール第2位、1980年トレヴィーゾ国際コンクール第1位。二期会公演「トロヴァトーレ」にて第8回ジローオペラ賞受賞。1981年パルマ王立歌劇場ヴェルディ「アルツィーラ」でデビュー後イタリアを中心に「アッティラ」「ナブッコ」「アイーダ」「ドン・カルロ」等出演。日本では、二期会、藤原歌劇団公演にて「仮面舞踏会」「トスカ」「蝶々婦人」「トゥーランドット」他多数のオペラ公演出演。イタリアオペラのプリマドンナ[ヴェルディ歌いの声]と評され人気実力とも日本を代表するソプラノ歌手の一人である。 現在、東邦音楽大学音楽学部教授
栃木県内の、児童・生徒に生の音楽に触れる機会を提供し、音楽教育の向 上を図るとともに、児童・生徒の豊かな心を育み、健やかな 成長に資する目的で実施しています。
対象は、栃木県内の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校で、各学校に対して、オペラの巡回公演を提供しています。
【主催】
公益財団法人 日本教育公務員弘済会栃木県支部
【共催】
一般財団法人 栃木県連合教育会
【内容】
オペラ「ヘンゼルとグレーテル」原作グリム童話、作曲.フンパーディンク。
上演時間約1時間、ハイライト版でお話付きの日本語上演。